連休に読んだ。「日本大沈没」
連休に何度も頷きながら読んだ本。
藤巻健史氏著の「日本大沈没」。
財政大赤字なのにバラマキし続ける国政。
国債の引き受け手がなくなり、ついに日銀
がお金を大増刷(印刷しまくり)。直接引き受けざる
を得なくなり、その結果、市場にお金がジャブジャブ
溢れ、超インフレに。
お金の価値が大幅に下がるので、借金を抱えている
人にはラッキー。
円も大幅安になり、我が国の製造業が復活する。
嵐のあとには陽が差してくるストーリー。
ただ藤巻氏は我が国の「社会主義的体制」を変えなければ、
再び同じことを繰り返すと説く。
世界的に見て手厚すぎる「生活保護」が顕著な例。
(200万人超が受けているそう)
なんとなく今のままでいい。不満のエネルギーが上手く
制御されている。
選挙の投票率が低い原因もそんなところにあるのかも。
よくよく考えたら、45%位の投票率でやっと過半数を得た政党の、
その中のやっと過半数で選ばれた人が総理大臣やってるんだよね。
投票率80%だったらどういう結果になるのか。
藤巻氏は過去の歴史を振り返っても、明治維新、第二次世界大戦
と外圧が無ければ変革できないのが日本だとも述べている。
そうだとすれば・・・・・。